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日本語にはYes/Noに相当する単語がないと思う

日本語には英語のYes/Noやドイツ語のJa/Neinような「いつでも誰でもどこでも使える一般的な、はい、いいえ」に相当する単語はないよに思います。はい、いいえは基本的には目下が目上に使うことばで、たとえば社長が部長に質問されて、はいとかいいえで答えることはありませんし、お父さんやお母さんが子どもにはい、いいえで答えることもありません。そもそも、これをお読みのみなさん、Yesの意を表すのに、日常で「はい」と発音したりしますか。たぶんしてないと思います。行く?と聞かれたら「うん、行く」が返事だし、「これおまえの?」には「ああ、おれの」だし、「納豆きらいなの?」と聞かれたら「そうだね、きらい」となります。「はい」というのは「はい、行きます」のようにですます調につく言葉だから実は日常会話ではあまり使われません。日本語は相手との関係性を見極めないと何一つしゃべれない言語ですが、Yes/Noという根本的な語でもやはりそうであるわけです。ところで欧米語に同じく、Yes/Noに相当する単語を持たない言語があって、それはラテン語です。ラテン語にYesという語はなくSic(さよう、そのように)とかVale(よし、価値あり)<##>などの単語で答えます。この語はその後、なまってスペイン語、イタリア語でYesを表すSiという単語になりました。

 

(##: 本ブログではこの記号は「うろ覚え、要調査」を表します)