ロシア語の部分属格の用法

部分属格という語法があります。「○○のうちの一部を対象とする」という考え方です。発祥はラテン語みたいです。英語的にはsome ・・・ となります。フランス語ではde *** という語形になりました。deは所属を表す前置詞なので、これは部分属格ぽいです。さてロシア語ですが、он выпил воды
(彼は水を飲み干した)では「水」が属格となります。вода(主格) → воды(属格)です。しかし動詞をвыпитьから不完了体のпитьにすれば、он пил водyと対格が使われます。完了体か不完了体かが、属格か対格かの分かれ目になるのはなぜなのでしょうか。ふしぎです。