高いと八ヶ岳とそれだけと背丈はみな同じ

日本語は漢字のちがいのせいで本来おなじ言葉がそう見えないことがよくあります。

たとえば八ヶ岳の「岳(たけ)」。これは「高い」と同じ語源ですが、「岳」と「高」を並べても同じに見えません。でも「たけ」「たか」と書くと少し共通して見えますし、take、takaとローマ字書きするとtakという共通点がはっきり浮かび上がります。

その他、以下のことばも漢字は違いますが、ぜんぶ「高い(tak)」と同根です(##)

- 思いの丈(たけ)を伝える
- それだけ
- 計数に長けている(たけている)
- 背丈(せたけ)
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というわけで、居丈高(いたけだか)というのはちょこっと二重表現です。

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