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フランス語では「働く」と「拷問する」が語源が同じ

英語のtravel(旅する)はフランス語から輸入された言葉です。この言葉の語源は中性ラテン語のtrepaliare(拷問する)に遡ります。旅は今でこそ娯楽ですが、昔はたいへんな難行苦行であり、旅する、すなわち苦しむことであったようです。フランス語では旅するはvoyagerという言葉になり、一方、travelは、「働く」を意味するtravailler(トラヴァイエ)になりました(求人情報誌、とらばーゆはこれから取った名前です)。つまりフランス語では「はたらく」の語源は「拷問」だったわけです。なおtravelという言葉が入る前は、旅を現す英単語はfareでした。「さよなら」、farewellは本来はgood trip!という意味だったわけです。でもgood trip がどうしてさよならという意味になるかというと、昔は旅に出た人が二度と帰ってこないことは普通にあったからなのでしょうね。

 

(※ 島岡茂 ロマンス語の話 p106)