動詞は重要なので文のいちばん最後に置く

語尾が格変化することで意味が分かる屈折語では、それゆえ語順が自由ということが多くあります。代表格はラテン語で、現代言語ではロシア語がそれになります。グルジア語も語順は比較的自由と聞きました。ところでこれら語順が自由な言語では、動詞がいちばん最後に来ることがよくあります。ラテン語の場合、語順の考え方は、主語は一番大事なので原則、一番最初に置く。二番目に重要なのは動詞なのでこれは最後に置くとのことでした。大事なものは最後に置く、それでもってしめくくるというわけですね。